エアコンクリーニングについては数値で知っていることが大事
まずは、この動画をご覧ください。数値は有機物(よごれ)の量だと考えてください。まず汚れの多い場所を知ることが大事です。
どこが汚れやすいのか、わかっていることが大事
動画をご覧になっていかがだったでしょうか?数値は具体的に状態を語りかけてきます。
- アルミフィン
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5532 → 47
- 外装カバー
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55141 → 12
- エアコンフィルター内側
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18909 → 70
- エアコンフィルター外側
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55141 → 110
- 排水ドレン
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6194 → 90
- クロスフローファン
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8694 → 2896 → 676
特徴を読み解けばエアコンがわかる
先ほどの数値について少し考えてみましょう。代表的な部分をピックアップしてみます。
エアコンフィルター
エアコンフィルターは汚れやすいことがわかります。一方で洗浄の効果が高く、洗えばすぐにキレイになることがわかります。
外装カバー
外装カバーもよくよごれます。ただし、お客様がはずすことは難しい部分でもあります。
クロスフローファン
よごれが簡単に落ちない部分であることがわかります。
導き出されるエアコン洗浄の最低条件とは?
- 外装カバーをはずすこと
- 防カビコートを塗布すること
- クロスフローファンを念入りに洗うこと
外装カバーをはずすこと
外装カバーをはずすことが必要です。お客様が外装カバーをはずすことはほとんどないはずです。すると外装カバー内のカビは常にまき散らされることになります。
防カビコートを塗布すること
ステラ清掃化学では防カビコート付を標準にしていますので一見やや高めの料金設定に見えることでしょう。ただし外装カバーなどしばらく開けることのない部分はわかっていますので、お客様に対しては、これに対応しないような仕事はできません。あくまでも数値から導き出した結論です。
クロスフローファンを念入りに洗うこと
必要時間は思う以上に必要で、合計1時間程度での洗浄では、ほぼ不可能です。アルミフィンと同じようなスピードで洗浄しても粗い洗浄となります。これは数値が示しています。
数値にはでてこないが
ドレンからドレンホースへと続く汚水経路の洗浄も重要なポイントになります。特にドレンホース内は測定が難しいものの詰まると水のしたたりや悪臭の原因になります。
まとめ
今回はエアコンのよごれを数値化しました。
具体的な形でよごれの特徴に気が付いたのではないでしょうか?これらの特徴を踏まえたエアコン洗浄は方法が決まってくるはずです。
みんながやっているから大丈夫式のサービスではなく具体的な数値や研究の成果として、お客様のエアコン洗浄をさせていただきたいと思います。
